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実践LURE 解体新書

その5 『ポッパーあれこれ』

5回目の実践LURE解体新書は、
実釣で実際に使用しているポッパーを幾つか御紹介したいと思います。
とは言っても、珍しい物を使っているという訳でもないので、
広く知られている物を、改めて御紹介と行った所ですので悪しからず…。



ルアーの紹介の前にアレですが、
いつからか雑誌などでポッパーを、
ポッパータイプとチャガータイプの2種類に分類して、
説明していると思うのですが、初めて聞いたときから、
常々説明が逆じゃないかと思っているのですが、どうなんでしょう?
ポッパーのPOPもチャガーのCHUGのどちらもが、
擬音から来ているのでは?と思うのです。
ポッパーは『パクンッ!ポクンッ!』と言う、弾ける様な音が元で、
チャガーは、『チャッチャッ!』と言う、飛沫音が元な気がしています。
単語の訳し方によってどちらにでも取れるのですが、
往年のPOPと名前に入っているルアーは、
先に行った様な音を出し易い物が多いですし、
特にCHUGと名の付いたルアーは、
飛沫を上げるアクションに特化したものばかりだと思います。
チャガーやチャグバグなんかは正にそんな感じで、
この手のルアーを連続アクションさせる事を、チャギングと言うのだと思います。
他に強くダイブさせるアクションは、ジャークと言う方が一番伝わり易い気がしています。

まあ何だか前から気になっていたので、つい書いてしまいましたが、
人に伝われば何でも良いのですけどね。
それでは気を取り直して、各々のルアーについて紹介して行きたいと思います!


まずはポッパーと言えばのこのルアー、
みんな知ってるレーベル『ポップR』です!!!
70年代に登場してから現在に至るまで存在し続けている、
THE・ポッパーと言えると思います!
多岐にわたるサイズ展開と、1st~3rd、現行品、ハンクル・ポップR等と言われる、
年代別の違い等が広く知れ渡っており、この辺の事は今更書く事はしませんが、
いつか、初期のポップRが手元に来たその時は、
是非とも使い比べて、レポートしたいなとは思っています。
なんと言っても、現役のプロトーナメンターの一部では、
未だにボロボロにしながらも使い続けているのを見掛けたり、
ポップR使いとして最も有名なゼル・ローランドや、
そのゼルに初期ポップRの素晴らしさを伝えたとされる、
御大リック・クランが惚れたアクションを実感して、そんなに違う物かと比べたい所です。

それは後の楽しみに置いておいて、
実際に自分で使っているのは、ハンクルの泉さんの様に2ndモデルを削ってと言うのは、
何だかもったいない感じがして出来ないので、現行品に手を加えて再塗装を施したものです。
ただ、元になるのが現行品であればどれでも言い訳ではなく、
自分好みの比重の物を探して来てから手を加えています。
現行品でも中身が結構ちがい、ほぼ水平に浮く物から、
殆ど垂直に近い浮き方の物まで色々とあり、
個人的には、40度位の角度を保った物を使っを元に、
全体的に少し削って心持ち細くして、
カップのエッジをシャープに成型してから、再塗装しています。
こうする事で元のままよりも、音やアクションがシャープに変わり、
スプラッシュとポップ音を混ぜた高速連続アクションがし易くなります!
スプラッシュやポップ音のどちらかが得意な物は沢山ありますが、
早引きでどちらも使い易い物があまり無いので、かなり重宝しています。

又、使っているサイズはP60と呼ばれている中間サイズです。
時折大きいマグナム・ポップRも使ってはいますが、
どうにもアクションが大雑把で、音もそんなに良く無い感じを受けてしまい
飛距離が欲しくサイズを上げる場合は、他のポッパーの出番となります。


2つ目は今は懐かしい、TIFAから発売していた『マイケル』です♪
子供の頃は、コイツとイエロー・マジックの2つがお気に入りでしたが、
気が付くと何故だかマイケルだけを今だに使っています。
当時は、正直マイケルのコピー品であるイエロー・マジックの方が、
丁寧な作りをしていたので、そちらをメインに使っていた様にも思いますが、
今では少しトルクのある音を出してくれる、マイケルの方を好んで使っています。
最近では、ちょっと不細工なルアーの方が好きになっているので、
カップがコーティング材で埋まっているマイケルの方が、
グッと来るのも、大いに関係していそうですけどね♪
そんなマイケルですが、現在はアメリカで『リコ』と名前を変えて売られており、
USトーナメンターの間でも使われています。
たまにUSトーナメントを観ていて、使われているのを見るとムフフとなってしまいます♪

基本実釣で使うのはオリジナルサイズの方なのですが、
風の強い時やロングキャストをしたい時や
短い距離で少しでも回数多くアクションをさせたい時は、
大きいサイズのマイケル・ビッグを使っています。
このマイケル・ビッグの方は、シルエットが変わって、
お腹がずんぐりと大きくされて、ただ単に大きくした訳ではないのがグッドです♪
形状をそれ程変えずに大きくされたポッパーは、何とも微妙な感じの物が多い中、
アクションを考えられた、とても素晴らしいサイズアップだと思います♪♪♪


3つ目はストーム『チャグバグ』になります。
こいつも愛好者の多いポッパーの一つだと思います。
チャギングに特化した古い時代の物と、
控えめなポップ音をプラスしたラトリン・チャグバグの、
どちらも素晴らしいポッパーだと思います♪
飛距離の面ではラトリンに分がありますが、
アクションだけを考えればノンラトルの物が個人的には好みです。
ただ、野池などで虫をイメージして誘うと時には、
立ち浮きのラトリンで、ソフトにモジモジとさせると、
とっても釣れるので、結局はどちらも甲乙付け難いと言った所。
ルックスも含め大好きなルアーです♪♪♪

最近ではチャグバグの変わりに、
ラッキークラフトのガニッシュを使う事もあります。
正にチャグバグをリファインしたルアーで、
連続ドックウォークがし易いので、
ペンシルベイトよりもアピールが欲しい時はこちらを使います!


個人的なポッパーの使い方は、トップウォータールアーの中でも、
幅広いスピードでの使用や、アクションの強弱による誘いの幅が随一で広いだけに、
状況に応じて色々と試しています。
ポイントに水深があって魚が表層を意識しつつも、
それなりの深さにサスペンドしていると感じた場合は、
ワンアクション毎にポーズを長めに取る、
ローな誘いでアクションは強めに入れてみたり、
逆にゼル・ローランドの様に、高速連続アクションで誘う事もあります。
アクションの好みで言えば、むしろこの使い方が一番スキかも知れません。
他にも虫が補食対象としてプライオリティが高いと感じたときは、
虫っぽく、スローに尚かつ弱めのアクションを心がけたりもします。
同じルアーでも魚から虫まで臨機応変に対応出来るだけに、腕が鳴ります♪♪♪

初めにも書きましたが、
目新しい事も特に無い話だとは思いますが、
基本的なハウツーだと思って頂けたら幸いです。
自分の中でポッパーとは、クリアウォーターからマッディーウォーターまで、
どの様なフィールドでも結果を出してくれる、お助けプラグの様な物です。
思い返せば、困った時は大抵投げていますね。
これ及んだ方で、トップに苦手イメージが有る方は、
是非ポッパーを試して頂ければと思います。

それでは今回はこの辺りでお開きです。
よい釣りを♪♪♪


by ソースケ
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