DUMMY DOUBLE

オールドルアー&ユーズドルアーの委託、買い取り、通信販売

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純喫茶 鱗鱗堂  『ルアー四方山話…』

このページは、
ダミー・ダブルが誇る、オールド・ルアーのエキスパート塙栄司が、
あらゆるルアーの四方山話をおとどけします…。
オールド・ルアーはもとより、奇天烈ルアーや、定番ルアーに至るまで…、
ハナちゃん的テイストで、面白可笑しくご紹介いたします。


第四話

フジ釣具のルアー(その1)

今回はフジ釣具(神奈川県藤沢市藤沢本町にある日本初のルアー専門店)のルアーについて、
と予告したのですが、困った事にネットにも情報が全然ありません。
仕方ない…、今回も曖昧な記憶と憶測だけで行きましょう…。


フジ釣具の最初のオリジナルルアーは、
80年代前半の「ウッディーランド」シリーズだと思いました。
トップウォーターの各種ルアーには「~キャット」という名前が付いていたはず。
私が覚えているのは、ラインタイ(=タイイングアイ)が先端の上側
(そりザラの逆、クリークチャブのサラソータと同様の位置)についていて、
ダイブもこなす「トップキャット」、
コーデルのラウドマウス(こちらはプラ製で斜め浮き)にそっくりな形の「ボブキャット」
(現在もアングルのチャンピオンシリーズとして生き残っているが、
最初期はラウドマウスと同じくサイドフックの3トレブルでした)、
そして…だめだ、もう思い出せません…。

画像のウッド製のジッターバグタイプも背中にwoodylandと入っているので、
同じ時期の物と思われます。
バグリーのピンフィッシュそっくりなのは年代不明。
ハードウッドまたはバルサ製で一見バグリーっぽいですが、
細部の作りや目の表情、カラーが違うので、
ピンフィッシュをモチーフにしたオリジナルルアーかと。
仕上げからすると、これもやはりウッディーランドシリーズなんでしょうか??



そして、80年代半ばにはハンドメイドミノーのブーム。
HMKLや麻呂、KYOルアーが登場してきました。
すかさずフジ釣具もこの流れに対応した模様です。
画像のフォイル貼りのクランクベイト(ノンラトル)とペンシルベイトは名称不明。
どちらもかなりバグリーの影響を受けた仕上がりに見えますね。
ペンシルは、なんと、断面が逆三角形!
 これ、シェイクスピアの1920年頃の
「フェイバリット・フローティング・ベイト」と同じ発想です。
このシェイプ、重心の安定に一役買っていそう。
そして最後の細長いミノーもまた名称不明。
その後定番となり現在も作られている「シルクワーム」ミノーの原型と思われます。
こちらの表情も、古いバンゴーに酷似しているのが微笑ましいですね。
もちろん外観よりも動きにこだわるフジ釣具のことですから、
これはバグリーに対するリスペクトの表れなのでしょう。
しかしこの初期フォイルシリーズ(シリーズ名称も不明)、
作るのに手間がかかり過ぎたのか、あまり売れなかったのか、
今では滅多に見掛けることがありません。残念ながら、
結構短命なシリーズだったようです…。





次回はこれらより後の時期のものと思われる、
デリンジャー、プラのジッタータイプ、スウィッシャー2種などを取り上げる予定です。

(次回に続く)


★お願い
フジ釣具のルアーに関する詳しい情報をお持ちの方、
メールでも電話でも結構ですのでご連絡下さい。
あまりに情報がないので、私も途方に暮れております…。



はなわ

090703



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