第3回目の写真館は、ビル・ノーマンのクランクベイト達です!
1960年代中半から1970年代と、
プラスティック製のルアーの黄金期が始まります。
それまで支流だったウッド製のルアーは、生産性の高さやルアーの強度など、
諸々の理由により徐々に姿を消して行きました…。
その頃は折しも、アメリカではバス釣りトーナメントも盛んになり、
リーズナブルで、丈夫で、良く釣れるプラスティックルアーは大人気だったはずです。
特にクランクベイトは、リーリングしてくるだけでも良く釣れて、
トーナメントルアーとしても、マストアイテムだった事は言うまでも有りません。
ウッドのクランクベイトの名作としては『ビッグーO』が有りますが、
このルアーも後にプラスティック化されています。
むしろ皆さんには、
プラスティック製の『ビッグーO』の方が、なじみが有るかもしれませんね♪
他に、プラスティック製クランクベイトと言えば、
ストームの『ウィグルワート』『ファッツ-O』
レーベルのクランクベイトのシリーズや、
ボーマーの『モデル-A』シリーズ。
等々多数…。
これらのルアー達は、誕生後、数十年を経て、いまだに愛用者も多いルアー達です。
今回ご紹介するビルノーマンのクランクベイトも、この時代の代表選手!
私自身が、いまだに使用頻度も高く、大好きなルアーなので今回の題材にしてみました。
もう、20年程前のルアーではありますが、
TIFAからリリースされていた名作ルアーの『ディープショット』は、
『ディープ・リトル-N』をモチーフにして作られたルアーとも言われています。
その他の国産ルアーにも『ディープ・リトル-N』の基本設計は流用されている雰囲気で、
例えばスミスの『ハスティー3』も『ディープ・リトル-N』がモデルなはずです…。
試しに、これらのルアー達のシルエットを重ねて見ると、
驚く程そっくりですし、リップの幅から、ラインタイの位置に至るまで似ています…。
その後のルアーの中にも、
『ディープ・リトル-N』を参考に作られたであろうルアーも多数有ります。
この事実から考えても『ディープ・リトル-N』は長い年月を経て、
いまだに現役で使っても第一線で通用するルアーなのだと言えるでしょう。
(ちょっと、ほめ過ぎかたかな?)
以下の写真は私のコレクション的なものです、
すべてのカラーや機種が揃っているわけでは有りませんが、
暇つぶしとしてお楽しみ下さい…。
それから、カラーチャートは、私が勝手にそう呼んでいるだけですので、
あまり参考にしないで下さいね♪
まずは、私が最も良く使用している『ディープ・リトル-N』からの御紹介です。